| asean's profile亜 瀬 庵 ・ 内 見 聞 ・ 徒 然 草PhotosBlogLists | Help |
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5/9/2007 Fantasy of the self-conclusion type・・・ 前回の記事の続きなんですが・・・・いわゆる”自己完結型”の活動能力を(半)永久的に持った組織(機構)ってのは地球上には存在しない訳でして、簡単な代表例は我々”人間”な訳ですが・・・内部のエネルギーだけでは初期設定のエネルギーが消費されてしまうと
動けなくなってしまう(場合によっては餓死してしまう)為に定期的に(?)「外部」からのエネルギーを補給しなければならない。
(此処で言う”定期的”も、実はその組織が置かれている状況に違いがあるのは自明ですから、それぞれの状況によって定期的の意味が違う)
科学ブログではないので、微視的と巨視的を分けませんし、知識量的な事柄迄も包括した形で議論を進めて行きますが(苦笑)・・・(いわゆる)秩序崩壊した地域での復興支援活動と社会的な秩序が維持されている地域での何らかの支援活動とは自ずと違いが出て来てしまう訳ですが
例えば、アフガニスタンで行われる復興支援活動等のような場合は、活動維持の為の補給路を確保すること自体が難しい為に支援組織がある地域で孤立した場合にその組織が自力で生存する為の(ある一定の時間ということですが:大方は約72時間とされています)装備、能力が
何らかの作業能力と同程度に求められる。
更に、交通手段の確保も問題になる場合は当然、装備一式(支援活動地域での作業用の装備+自己のサバイバル装備)を人力で運び込まないとならなくなるのですが、相当なレベルで(特殊部隊のような)訓練を積んだ人間でも
その個人の行動能力を低下させないで運べる重量は”体重の約30%”程度ですから、1人が人力で運び込める量には限度がある。
(当然、支援活動地域でそこの住民用の食料を当てにすることは出来ないでしょうから、緊急事態が発生しなくても最低限、自身の作業終了予定日迄の食料と野営装備も携帯することになる・・・まぁ、ラバとか馬とかに背負わせて、ってなことも考えられますが・・・)
いずれにせよ、この程度の量では正直な所、行った先での”復興作業”をするにしても、実情はほぼ徒手空拳のごときで、話にならない。
Memo:
米軍は湾岸戦争の(苦がぁ~~い)経験からいわゆるロジスティクスを(TOYOTAばりに)Just in Time方式に切り替えているようですが(ITを利用したもうちょっと進んだシステムではあるようですけど・・・)実はこの方式を実際に運用する為には
メガ・ロジスティクスとでも言うべき施設や機構が必要になるので、なかなか一筋縄では行かない・・・・。
更に何らかの”機械装備”を持ち込んだ場合、当然その機械の「燃料」、「補修用部品」、「工具類」等が必要になる訳ですが、”理想的”にはその機械類も出来たら自走型が良い訳ですが、そうした機械類が自走出来る道路が確保出来るならそもそもそうした補給問題等は考慮する必要がない。
(車両が入れないから徒歩な訳でして・・・・はぁ~あ)
空中からの投下にしても、何でもかんでもバカデカイパラシューを括り付けて輸送機から放り投げれば済むってな単純な問題ではなく、かなり高度で特殊な技術が必要ですし、投下される機械類自体も設計製造段階でパラシュート投下されることを前提にしていないと話にならない
・・・故に純民製品を破損させずに投下出来る技術を持った軍事組織は(当然、民間組織も)存在しない。
武器市場にRPGがゴロゴロしているような状況で、重量物を懸架して空輸するヘリコプター等の安全確保をどうするか?という問題も当然発生しますし、例えパラシュートで投下出来るとしても投下された物資を”安全に回収する”方法や投下地点の安全確保等の様々な問題が発生する。
Memo:
山賊からしてみると、人間は闇市に出しても値段は付きませんが、金属で出来た物資や原材料的な食料なら例えそれば破損していようが値段が付くので、早い話、辺境であればある程人間は速やかに除去して輸送している物資だけを強奪することを優先する、のが、まぁ彼らの常識ですし・・・・
医療行為にしても同様で、緊急手術程度なら何とかなるかも知れませんが、どうしても設備的に問題が生じますから「緊急搬送」の手段をどのように確保するか?(と同時に復興要員の緊急離脱の手法にも応用出来る)という問題が発生してしまう。
っというように、いわゆる慈善の民間団体ではどうにもならないことが、第三世界での大規模災害地域や(一応の)戦後復興地域ではお余りにも多過ぎる。
強いて言うなら、大地震に見舞われたアフガンの辺境地域に対する復興支援では
を一気呵成に構築することで、その集落内部の秩序を早急に回復させてしまうことを優先すべきなのです。
つまり、戦乱や災害でそれ迄保有していた個人財産や共同財産が崩壊してしまった為に自分達のコミュニティの中に護るべきモノが消失してしまった為に、外部からの様々な浸透に対する抵抗力さえも無くなってしまうからで、その抵抗力を早急に回復させる上でも
上記の支援を軍事祖組織(工兵)が実行してしまう。
(先進国では自力復興の為の”仮の”住居であるはずの仮設住宅が、その地域の住民からしたら終の棲家のレベルであっても何も問題はないのです)
そうした緊急支援が終了してからなのです、民間の慈善団体等が支援に入るのは・・・・とは言っても、実際に現地に入れる要員は慈善意識に燃えるだけの”素人”では全く話になりませんが・・・・・
関連記事として
も参照下さい。
可哀想な人達を助ける・・・・では決してありません、生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされている人間を生きることへの意欲を持たせると同時に実際にそれ以上死なせないことが第三世界での戦乱地域や大規模被災地で優先されるべき支援活動なのです。
(UNICEFには申し訳ないですが)心のケア・・・等は、死なないで済んだ後の後であり、これからも死なずに済む環境を確保出来た更に後の話なのです。
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